乳腺腫瘍と戦うモモとママの軌跡…そしてモモとの再会

猫の乳ガン、末期。モモは何も悪い事していないのになぜ?

7月9日 モモのブリーダーさん②

問い合わせから1週間以上経つのに、モモのブリーダーさんからは連絡無し。

取り扱いの猫種を見ても、既にマンチカンやキンカローがないから、今流行りの猫種に代わってしまった模様。

でも…

代わったにしても、モモの血縁だった繁殖の猫達はどうしたんだろう💦

モモと出会う ずっと昔。

ママはチンチラという猫種の子を飼った。

男の子だったから、共働きで留守がちで寂しいだろうと、チンチラの女の子を迎えた。

 

相性が良かったのか、しばらくして女の子が妊娠した。

出産を機に、ママはチンチラのブリーダーになろうとキャットクラブで猫舎の登録までした。

 

女の子が産んだ子は3匹。

当時、ママが働いていた会社の先輩がどうしても!っていうので、1匹を当時ではありえない破格の5万円で譲った。

 

女の子は、ママが大事にし過ぎたせいで本能が無くなり、ママの枕元に自分の子を全て咥えて持ってきてしまう子だった。

要は、この子達をどうにかして!って。

 

ママは、今みたいにスマホで色々と調べられる時代じゃ無かったから、女の子にゲージとヒーターを買い強制的に授乳させ、身体が冷えないようにヒーターを置いた。

子育てをする本能に欠けた女の子と二人三脚の日々で、ようやく猫らしくなった子猫達。

この時点で、ママは子猫達を手放せなくなっていた。

 

だから、先輩が早々と子猫を迎えに来た時、身を引き裂かれそうになる感情が襲った。

 

この時点で「私にはブリーダーはムリだ」って思った。

結局、あとの2匹は売らないで手元に置いた。

 

そんな経験から、モモのブリーダーさんは私欲のブリーダーさんなのだと思った。

 

だってブリーディング(繁殖)させるには、親猫が居るはずだし、その親猫さえ今いないなんて寿命から考えたっておかしな話し。

 

扱っていて当然なマンチカン・キンカローが1匹もいない。

 

モモ、いつか本当に会えるかな?

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