乳腺腫瘍と戦うモモとママの軌跡…そしてモモとの再会

猫の乳ガン、末期。モモは何も悪い事していないのになぜ?

猫の乳腺腫に悩む方へ②

猫の乳腺腫は90%が悪性と獣医師に言われました。

モモのように手術をしても、完治は難しく再発する可能性が大きいみたいです。

モモも最初は小豆くらいのしこりが2つでした。

手術で取れたものの、わずか4ヶ月程で再発。

その後、再手術したけれどまた3ヶ月程で再発。

3度目の手術は、獣医師から「手術が出来ない場所」と言われ、今日まで見守る事しか出来ませんでした。

手術が出来ないと、腫瘍はどんどん大きくなり自壊します。

この頃には、身体のあちこちに「しこり」が確認出来ます。

自壊は、時間と共に広がり悪臭を放ちます。

モモの自壊も、今は赤ちゃんの手のひらくらいになりました。

モモは、朝晩2回の消毒と膿が垂れ流しにならないように、生理ナプキンを当て自作の術後着で舐め壊さないようにしています。

飼い主に出来る事は、最後は介護です。

本当に見ていて切なくなります。

悔いのない猫生を送らせてあげる事が、飼い主が出来る最後の使命だと思います。

安心して身体を休ませる事ができ、キレイにしてあるトイレ、お腹が空いたらすぐ食べられるご飯と水。

きっと飼い主側は(私も含め)、何をしても後悔は残るだろうし、虹の橋を渡ってしまったら抜け殻になってしまうと思う。

人間の最後と同じで、正解なんてないと思う。

飼い主は、その子にとってママでありパパであるから、最後まで寄り添ってあげて欲しい。

モモは苦しいクセに、私のベッドの上でゴロゴロ言ってくれてる。

ありがとう!しかないよ。